GPT-5.6の使い方|Sol・Terra・Lunaは”安い順に試す”が正解【料金早見表・2026年7月】

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※本記事の情報は2026年8月4日時点です。料金・仕様は変わることがあります。

この記事の結論(30秒で分かる)

  • GPT-5.6は米国時間7月9日に一般公開。「1つの万能モデル」ではなく、Sol・Terra・Lunaの3等級から選ぶ時代に変わった
  • 【2026年7月30日 値下げ】Lunaが8割引・Terraが2割引に。Lunaを読ませる料金は100万トークン=約155円→約31円。Solは据え置き
  • 初心者の正解は”安い順”。まず最安のLuna→足りない時だけTerra→難所だけSol。この順番は値下げでさらに効きます
  • ChatGPTアプリのプラン別提供は確定済み。無料・GoプランはSolを標準チャットで使えず、Terra/Lunaはそもそも標準チャットに出てきません(Work・Codex・API側で使う)
  • 元が取れるかは「削減時間×時給×人数」で試算。一般社員3人×月10時間なら月6万円の削減。詳しくは下の早見表へ↓

注目の投稿|インプレッション925万——OpenAI公式が「3モデル同時公開」を宣言

まず一次情報です。OpenAI公式が、限定提供だったGPT-5.6の一般公開を予告した投稿がこちら。

要するに「GPT-5.6のSolを、TerraとLunaの2モデルと一緒に木曜日(米国時間7月9日)に一般公開する」という公式宣言です。

① 要点:6月26日の発表以来、米政府の要請で約20社の限定提供にとどまっていたGPT-5.6が、全ユーザーに開放されます。インプレッションは925万・ブックマーク4,363件(2026年7月10日時点)と、今年最大級の注目度です。

② AI-pulse-Japan編集部メモ:注目は「最強モデルを1つ出す」のではなく「3つ同時に出して財布に合わせて選ばせる」売り方に変わった点です。経営者も副業者も、問われているのは「最新を使うか」ではなく「どの業務にどの等級で十分か」。この記事はその選び方と使い方だけに絞って解説します。

この記事で分かること

✓ Sol・Terra・Lunaの違いと料金が”お金の肌感”で分かる
✓ 非エンジニアが今日から使い始める手順(ChatGPT派/API派)が分かる
✓ 自分の業務でいくら浮くかを1行の式で試算できる(想定読了時間:約6分)

Sol・Terra・Luna、初心者はどれを選べばいい?【料金早見表】

結論、迷ったら一番安いLunaから使ってください。足りないと感じた時だけTerra→Solと上げていくのが、料金で失敗しない唯一の順番です。

GPT-5.6とは、OpenAIが2026年6月26日(米国時間)に発表した最新世代のAIモデル群です。今回から「Sol(ソル)・Terra(テラ)・Luna(ルナ)」という3つの等級に分かれ、太陽に近い名前ほど強力で高価、と覚えればOK。クルマで言えば同じ新型車のグレード違い(エンジン世代は同じで、装備と価格が違う)です。

モデル 性格 入力料金
(100万トークン)
出力料金
(100万トークン)
向いている仕事
Sol 最高性能 $5.00(約775円)
据え置き
$30.00(約4,650円)
据え置き
複雑な自動化・コード生成・長い自律作業
Terra バランス型 $2.00(約310円)
$2.50から2割引
$12.00(約1,860円)
$15.00から2割引
メール・資料作成・分析など日常業務の主力
Luna 最安・高速 $0.20(約31円)
$1.00から8割引
$1.20(約186円)
$6.00から8割引
要約・下書き・仕分けなどの大量処理

出典:OpenAI公式の料金ページおよび2026年7月30日の値下げ告知(OpenAI公式発表を報じた各社まとめを含む)。料金取得日:2026年8月4日。円換算は1ドル155円の参考値。3モデルとも一度に読める文章量は100万トークン級(日本語でおよそ書籍十数冊ぶん)。ただし1回の入力が27.2万トークンを超えると「長文コンテキスト料金」が適用され、入力側は2倍・出力側は1.5倍で請求されます(超えた分だけでなくリクエスト全体に適用)。

ここが今回いちばん効く変更点です。2026年7月30日、OpenAIはLunaを8割・Terraを2割値下げしました(最上位のSolは据え置き)。Lunaは入力が100万トークンあたり$1.00→$0.20、出力が$6.00→$1.20。つまり7月上旬にLunaで組んだ業務は、何もしなくても料金だけが5分の1になっているということです。逆に言えば、値下げ前の感覚のまま「AI代が高いから使わない」と判断を止めていた業務は、いま一度そろばんを入れ直す価値があります。

トークンとは、AIが読み書きする文字量の単位(=ざっくり料金の元になる文字数)です。100万トークンは日本語でおよそ70万〜100万字。つまりLunaなら、社内文書の山を丸ごと読ませても自販機の飲み物1本より安いレンジで、使った分だけ払う従量制なので少額から試せます。

そして主役は、いまも最上位のSolではありません。TerraはもともとOpenAIが「前世代GPT-5.5と同等クラスの性能を約半額で」と位置づけていたモデルで、7月30日の値下げでGPT-5.5(入力$5/出力$30)に対して入力・出力とも6割安まで開きました。同じ仕事をTerraに移すだけでAI代が5分の2になる計算です。値上げではなくコスト削減の世代交代——ここを取りこぼすと、毎月そのぶん余計に払い続けることになります。

今日から使うには?ChatGPT派・API派それぞれ最短3ステップ

先に答えを言うと、ChatGPTアプリ派は「自分のプランで何が使えるか」を先に確認する、今日確実に安く試したい人はAPI経由で安い順に触る——この二択です。公開直後は未確定だったプラン別の提供条件が、その後OpenAI公式のヘルプに明記されました(2026年8月4日確認)。

使う場所 無料・Go Plus Pro/Business/Enterprise
ふつうのChatGPTの会話 Sol×(GPT-5.5 Instantのまま) Sol○(推論「中程度」「高い」) Sol○(「非常に高い」「Pro」も)
ChatGPT ワーク — Sol・Terra・Luna○ Sol・Terra・Luna○
Codex Terra○ Sol・Terra・Luna○ Sol・Terra・Luna○
API(開発者向け) Sol・Terra・Luna すべて○(従量課金)

出典:OpenAIヘルプセンター「ChatGPT の GPT-5.6」(2026年8月4日確認)。段階的な展開のため、対象プランでもモデル一覧にまだ出ていない場合があります。

読み取るべき点は2つ。①Terra・LunaはふつうのChatGPTの会話では選べません(ワーク/Codex/APIの世界の話)。②ふだんの返答はいまもGPT-5.5 Instantが既定で、GPT-5.6 Solは推論レベルを「中程度」以上に上げたときに使われます。「最新モデルに変えたのに違いが分からない」の多くは、ここを切り替えていないだけです。

STEP1:自分の使い方を決める(1分)

ふだんの相談・文章作成が中心ならChatGPTアプリで十分。業務への組み込みや大量処理をしたいなら、API(外部のアプリからAIを呼び出す仕組み)を使います。どちらか迷ったら、まずはアプリでOKです。

STEP2:ChatGPT派=推論レベルを上げて確認(1分)

ChatGPTの画面上部にあるモデル選択(モデルの切り替えメニュー)を開き、推論レベルを「中程度」以上にします。ここがGPT-5.6 Solの入口です。Plus以上のプランなのに出てこない場合は、段階的な展開の途中である可能性が高いので数日待つのが正解。無料・Goプランの人は、ふつうの会話ではなくCodex側でTerraが使えるので、そちらが最短の入口になります。焦って別サービスの「GPT-5.6が使える」広告に飛びつかないでください(この時期は便乗の偽サービスが出やすい局面です)。

STEP3:API派=Lunaから従量課金で試す(10分)

OpenAIのAPI設定画面で支払い上限(例:月1,000円)を先に設定してから、最安のLunaで試すのが安全です。上限を設定しておけば「気づいたら高額請求」は起きません。値下げ後のLunaなら、この月1,000円という上限すら使い切るのが難しいレンジです。

エンジニア向け補足(モデルの指定名と、料金で損しない設定)

APIでのモデルIDは gpt-5.6-sol/gpt-5.6-terra/gpt-5.6-luna。注意したいのは、gpt-5.6 とだけ指定すると最上位のSol料金に振り分けられる点です(OpenAIのモデル指針より・2026年8月4日確認)。TerraやLunaで足りる処理は、必ずモデルIDを明示してください。
急ぎでない処理はBatch/Flexで約5割引、逆に速さが要るときの「Fast mode」(2026年7月30日にPriority Processingから改称)は標準の2倍料金です。

高いSolを全業務に使うと損|仕事の重さで振り分ける3パターン

全部の仕事をSolでやるのは、近所のコンビニに毎回タクシーで行くようなものです。仕事の重さで3段に振り分けるだけで、同じ成果のままAI代は数分の1になります。

  • Lunaに任せる仕事:毎日大量に発生する定型作業。議事録の要約、メールの下書き、問い合わせの仕分け、SNS投稿の叩き台など。
  • Terraに任せる仕事:日常業務の主力。提案書や報告書の作成、データの分析コメント、少し複雑な調べ物など。
  • Solに任せる仕事:月に数回の難所だけ。業務全体の自動化設計、コードを書かせる開発、長時間の自律作業など。

そしてこの振り分けは、7月30日の値下げでますます効くようになりました。LunaとSolの入力単価の差は、値下げ前の5倍から25倍に開いています($0.20 対 $5.00)。同じ処理をどちらに流すかで、請求書の桁が変わるということです。

1つ注意点があります。Sol側には「非常に高い」推論や「Pro」といった、より深く考えさせる段階が用意されています(プランにより利用可否が異なる)。強力な半面、考えた分だけ出力トークンが増えて請求が読みにくくなる——AIが内部で考えた分も出力として課金されるためです。コストを固定したい業務では、まずTerra/Lunaで試算するのが安全です。

この「上位モデルは指示役、下位モデルは実行役」という使い分けの考え方は、ライバルのClaude界隈でも定着しつつあります。詳しくはClaude Fable 5の料金と使い方の解説でも扱ったので、比較検討中の方はどうぞ。

実際、OpenAI自身もGPT-5.6を”道具の頭脳”として他製品に組み込み始めています。

要するに「コーディングAIのCodexとChatGPTが1つのデスクトップアプリに統合され、その画面操作機能はGPT-5.6で速くなった」という開発者向け発表です。

① 要点:Codex(AIにプログラム作業を任せる道具)とChatGPT Workが1つのアプリになり、新しい作業ワークフローやChrome拡張、GPT-5.6による高速な画面操作(Computer Use)が加わりました(2026年7月9日発表・34万インプレッション)。

② AI-pulse-Japan編集部メモ:モデル単体の性能勝負から「モデル×道具のセット売り」へ。経営者は「どのモデルが賢いか」より「どの道具に組み込まれて自社業務に届くか」を見るほうが、投資判断を間違えません。

編集部の試算|「月6万円削減」はこの式で見える【基準時給早見表】

うちの持論はいつも同じで、新モデルのスペック比べより、1業務に当てるほうが儲かるです。ベンチマーク談義に1日使うより、「頻度×時間×ミス許容度」の3軸(当編集部のAI置き換え3軸)で、毎週発生していて・時間を食っていて・多少の間違いが許される業務を1つ選ぶ。GPT-5.6なら、そこへ最安のLunaから当てるだけです。

元が取れるかは、この1行で試算できます。

月の削減額 = 削減できる時間(h/月)× 基準時給 × 対象人数

役割 基準時給の目安 補足
パート・アルバイト 1,100円/h 全国平均の最低賃金水準(地域で±)
一般社員 2,000円/h 年収約400万円→月160h換算
管理職 3,600円/h 年収約700万円→月160h換算

出典:AI-pulse-Japan編集部の基準表(2026年7月時点の一般相場からの目安。成果を保証するものではありません)。

たとえば一般社員3人が月10時間ずつ費やしていた定型文書の処理をLunaに任せられれば、10h×2,000円×3人=月6万円の削減。上の料金早見表と見比べてください。値下げ後のLunaは入力100万トークンで約31円ですから、この規模ならAPI代は月数百円〜数千円のレンジ——「元が取れるか」で悩む段階は、正直もう終わっています。「導入した」で満足せず、減らした時間をお金に換算するところまでやって初めて意味があります。

経営者なら→ まず経理・営業事務・カスタマー対応から、3軸の高い業務を1つ棚卸し。どの業務が候補になるかは中小企業のAI業務効率化|何から始めるか・費用対効果の出し方で深掘りしています。

副業者なら→ この「振り分けと試算」を代わりにやってあげる側に回るのが近道です。業務自動化の構築代行は入口3万円/件、慣れると10〜50万円/件+保守1〜5万円/月が相場観(当編集部の単価目安)。GPT-5.6の登場で「安くなったから任せたい」企業は増える局面です。

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よくある質問|無料で使える?「150万トークン」は本当?

GPT-5.6はChatGPTの無料プランでも使えますか?

ふつうのChatGPTの会話では使えません。無料・GoプランはSolの対象外で、日常の返答はGPT-5.5 Instant(5時間ごとの利用制限つき)のままです。ただしCodexなら無料・GoプランでもTerraが使えます(2026年8月4日時点・OpenAI公式ヘルプ)。今日すぐ性能を確かめたいなら、CodexかAPI経由(従量課金)が現実的な入口です。

「150万トークン読める」という話を見ましたが本当ですか?

公式・技術解説で確認できるのは3モデルとも100万トークン級(最大出力12.8万トークン)です。150万という数字は公開前の報道ベースで、確定情報ではありません。
実務で効くのはむしろ27.2万トークンという料金の境目のほうです。1回の入力がこれを超えると長文コンテキスト料金に切り替わり、入力2倍・出力1.5倍がリクエスト全体にかかります(2026年8月4日確認)。長い資料を丸ごと投げる運用は、この線を意識するだけで請求が変わります。

いまGPT-5.5を使っています。すぐ乗り換えるべきですか?

急ぐ必要はありませんが、同じ用途ならTerraへ移すだけでAI代が約半分になる計算です。放置した期間ぶん差額を払い続けることになるので、まず1業務だけ移して品質を見比べるのがおすすめです。

Solの「非常に高い」「Pro」といった上位の推論は初心者に必要ですか?

ほとんどの人には不要です。深く考えさせるほど出力トークンが増え、料金もそのぶん上がります(プランによっては選択肢自体が出てきません)。日常業務はTerra/Lunaで足り、上位の推論は複雑な開発・自動化の難所に限って検討すれば十分です。

7月30日の値下げで、いま何をすればいいですか?

すでにLunaやTerraで何かを動かしている人は何もしなくても料金が下がっています(設定変更は不要)。やるべきは逆向きの見直しです。「高いから諦めていた処理」「Solでまとめて回していた処理」を1つ選び、Lunaに移して品質を見比べる。値下げで得をするのは、単価が下がった人ではなく下がった単価に合わせて使い方を変えた人です。

まとめ|まず「Lunaで1業務」から始める

  • GPT-5.6は「選ぶ時代」。安い順(Luna→Terra→Sol)に試すのが料金で失敗しない順番
  • 7月30日にLunaが8割・Terraが2割値下げ。既存のAI業務は移すだけで固定費が下がる
  • プラン別の提供は確定済み。無料・GoはCodex経由でTerraが入口になる
  • 元が取れるかは「削減時間×時給×人数」。導入より先に、この試算を1つの業務でやる

初心者がまず取る一歩はこれだけです:毎週やっている定型業務を1つ選び、明日のぶんの下書きを最安のLunaに作らせてみる。比べるのはベンチマークではなく、あなたの30分が浮いたかどうかです。

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※本記事は編集部による情報提供を目的とし、成果を保証するものではありません。料金・仕様は2026年8月4日時点の公開情報にもとづく参考値です(円換算は1ドル155円)。プラン別の提供状況はOpenAIヘルプセンター「ChatGPT の GPT-5.6」、API料金は同社の公開料金ページおよび2026年7月30日の値下げ告知を、それぞれ2026年8月4日に確認しています。段階的な展開のため、対象プランでも表示されない場合があります。契約前に必ずOpenAI公式をご確認ください。本記事には自社サービス(LINE診断)への導線を含みます。
著者:AI-pulse-Japan編集部(山崎)——AIによる業務自動化と集客を実践する現役マーケターが運営。
更新履歴:2026-07-10 公開(一般公開開始に合わせ初版作成)/2026-08-04 2026年7月30日のAPI値下げ(Luna 8割引・Terra 2割引・Sol据え置き)を料金表と本文に反映。公開時は未確定だったChatGPTのプラン別提供状況を公式ヘルプの内容で確定記述に差し替え(プラン別表を追加)。27.2万トークン超の長文コンテキスト料金、gpt-5.6エイリアスがSol課金になる点、Batch/Flex・Fast modeを追記。上位推論の記述を公式の段階表記に修正。未公開記事への内部リンク2本を実在記事に差し替え。


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